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Column

10月 下期

2017.10.6

9月にドタバタしていたら10月になっていた。

僕の毎日を彩ってくれた「ひよっこ」が終わり、
ちょっとロスの僕の朝を「わろてんか」は救ってくれるのだろうか。

上期はメンバーを3人迎え、それぞれがまだまだこれからだけど、貪欲にやってほしいなあ。

世の中、「働き方改革」というけど、僕にはなんだか「働かない改革」に見える部分が多くて、
プレミアムフライデーというやつも、まったく僕の周辺には関係なくて、
そもそも、多くの人が帰宅している夕方の地下鉄や、飲みはじめている人の多い午後6時の新橋駅周辺に居合わせたりすると、ほんとに日本人は働き過ぎなのか、夜、会社の電気を消す必要があるのか、それは一部の問題で、本質的には問題はそこではないのではないか、改革の必要性は違うところにあるのではないかと思ってしまう。
逆にもっと働かなければならないんじゃないか。働き方、ではなくて、「働く意識」を変えなければいけないのではないか。恐らくそれは時間を尺度にするものではないにしても。
このままでほんとに日本はそれで大丈夫かいな、と。

批判されるだろうからあまりこういうところでは言わなかったんだけど、
長時間労働が単純にダメなんじゃなくて、「嫌な辛い仕事を長時間するのが良くない」のであって、「考える仕事」「企画する仕事」にはキリがないはずだし、そういうことはあまり議論になっていないで、単純に「長時間労働はダメだよね」っていう白黒な方向性に違和感を感じる。長時間労働で事故が起こった時に、その背景に何があったのか、ということももっと突っ込んで調べる必要があると思う。そんなに単純じゃないと聞く。
たぶん僕は昭和なんだろう。「定時で帰る」という経験がほとんどないし、例えば翌日の経営会議に出す資料が間に合わなくて徹夜もした。それが何度もあった。
それが「良いこと」とは言い切れないけど、いまの僕があるのは、これまでのある種の「長時間労働」だ。

もっと貪欲でもいいと思うんだよね。量的に「たくさん働く」ことは、それを質的に上げるためにも意味があることだと思う。仕事を取りにいかないと仕事を得られない。取りにいかないと経験できない。経験を積まないと次の仕事が来ない。仕事の幅ができない。
長期的に見ると「仕事ができない人」にもなっていってしまう。
もっと幅のある議論をしたいと思う。

そうそう、そういう会社もいくつかあるけど、就業時間後に会社でお酒を少し飲みながら仕事について意見交換をする、議論できるというのは、僕はとてもいいと思っている。
お酒が入っても仕事について前向きな話ができる。なんせ社内なんで。僕はそういう時間を持てたけど、楽しかったなあ。
ずいぶん昔だけど、ある大手企業は17:30を過ぎるとお酒を飲んで可で、営業に行った僕もオフィスで飲まされたこともある。

お酒はそれが居酒屋になってしまうと、まったく違ってネガティブになったり愚痴になったり、仕事に関係ない話になったり。

そういった社内でお酒を飲んで前向きな話をしている時間って、まさか労働時間にカウントするんですかね。

西尾 太

 

 

 

 

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