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Column

総合診療科

2010.7.20

昨日から始まったドラマで、東山紀之さんの「GM 踊れドクター」というのをたまたま見た。

舞台は病院の「総合診療科」。以下番組ホームページからの引用。

「普段、病院に行くときに、どこの科を受けたらよいか迷ったり、原因不明でいくつもの科を受診する事になったりしたことはないだろうか?そんな時に必要なのが、この総合診療科だ。ここはまだ診断のついていない患者、どの診療科にかかったらいいか分からない患者などを、原因臓器に限定しない包括的な切り口で診療し、臓器や病気を診るだけでなく「患者を総合的に診る」ところ。表立って現れる病状の裏に、意外な病魔や原因が隠れていることは少なくない。病気が複雑な現代社会と関わっていることもある現在、高齢化社会を迎える日本でも年々ニーズが高まっている注目の科といえる。」

というもの。

これですよこれ、人事に必要なのは。
専門家はたくさんいる。人材紹介会社、教育関連会社、コンサルタント、社労士さん、弁護士さん。
で、それぞれがさらに分野を分けて専門特化している。
情報・知識に詳しくとてもありがたい貴重な存在だ。

ただし、ただしである。

今、いったい何が問題なのか。そして何が必要なのか、何から行うべきなのか、その専門性が今必要なのか、ほかの諸問題との関連はどうなのか・・・。
人事にも、方法論に走りすぎずに、包括的に見る目が大切だと思う。

外部の様々な専門家を、統合・関連付けて必要な施策を必要なだけ打っていくのが存在として、「人事プロデューサー」という名前をつけて、人事プロデューサークラブを作らせていただいたけど、大事なのは、人事担当者が「総合診療科」になることだと思っている。

制度と教育がつながっているか。採用と配置がつながっているか。制度と規程はつながっているか。適性検査と育成はつながっているか。適性検査と制度はつながっているか。

それぞれが単独で動いていてはもったいない。教育のための教育にならないよう、評価と教育のサイクルを作れば、効果があがりかつ持続する。

人事にはその観点をぜひ持っていただきたいと思う。

ドラマは・・・、批評しません。おもしろかったですが。

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