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Column

退職年金制度

2011.8.27

昨日は人事プロデューサークラブの事例研究会 マツモトキヨシホールディングス執行役員人事部長の小部さんより「退職給付制度の再構築」というテーマでお話をいただいた。

前回の事例研究会での発表でも驚かされたが、いつも小部さんたちの人事の取り組みには頭が下がる。すごいと思う。あれだけの規模の会社の退職金制度を半年間で現在と将来を見据えた形に変えて成果を上げるということは並大抵のことではない。

人事部門にとって退職金制度に手を付けるということは、最大最後の大きな、そしてやっかいな取り組みになる。できればそのままにしておきたい。避けて通りたい。利害関係者が多岐にわたり、過去と向き合い、将来を見据え、今を説得しなければいけないテーマだからだ。

貴重なお話をありがとうございました。

再認識したことがある。退職金制度は、決して単なる「長く働いてくださいね」という制度ではない。確定拠出年金制度は、ポータブルができるもので、ひとつの会社で定年までいることによるメリットが大きいというものではない。どこの会社にいても(そこに確定拠出の制度があればなおさら)、60歳まで働くということを見据えた制度である。その発想を変えなければいけないということだ。勤続メリットはひとつの会社にいるということで大きくなるものではない制度といっていいだろう。

でも難しいね。
老後の安心感はいまの日本にはないからね。結局自分で備えるしかないんだね。

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