成長企業の理想的な人事システム
人事には型がある
どのような分野においても、基礎作りと訓練が必要です。
人事も同様であり、まずは人事分野について社内に基礎を作ることが非常に大切です。
そもそも、人事の仕組みは、経営理念・事業戦略に基づいて作られるべきものですが、一方で、背景に労働法規や社会の通例もある。あいまいなことをルール化しなければならないにもかかわらず、広範囲です。
12の人事の基礎
弊社では、今までの人事制度を構築した経験を踏まえて、弊社では12の人事の基礎を定義しています。
- ① 経営理念・事業戦略に基づく人事ポリシー(社員に対する考え方)の明確化
- ② 数段階の等級制度と等級要件(階層別に社員に求める役割や行動の明確化)
- ③ 等級要件に基づくプロセス(行動/能力)評価と、成果評価(目標管理制度等)
- ④ 給与・賞与テーブルによる、等級・評価と給与の関連性の確保
- ⑤ 時間管理を徹底できるマネジメント体制の構築と裁量労働制等を含めた労働時間管理手法の確立
- ⑥ 等級・評価に基づく、教育・育成体系
- ⑦ 人事労務対応(労務トラブルなどへの対応)体制の構築
- ⑧ 職位・職制制度と管理職教育体系
- ⑨ 給与・勤怠管理・人事DBシステムの構築・整備
- ⑩ 採用基準策定と、選考の体制構築
- ⑪ 人材フロー(採用・配置・代謝)システム全般の整合性の確保と体制の確立(自己申告制度などを含む)
- ⑫ 人事関連規程の整備(人事規程・就業規則・給与規程及び付属規程)
大企業でも成長期の企業でも根本的な要素は変わりません。人事制度全体に対して取り組む企業は、上記の12項目がほぼ必ずあります。これらを関連付けながら基礎を構築していくことにより、基礎があるからこその高度な人事ができるようになります。
あなたがもし長期的な企業成長を考えている、経営者、人事部長、人事担当者であれば、12項目をチェックしてください。成長ステージの企業においては、上記の人事の基礎項目に対して、整備を行うことが大切です。
成長企業に必要は理想的な人事システムとは、人事の基礎をしっかりと作っており、トータルに体系だった人事制度、人事機能であると言えます。











