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Column

「人事」がつくるエンゲージメント経営

2018.6.11

増えた3Kgを1か月ちょっとで元に戻しました。やればできるもんです。

スーツもゴルフウエアも去年のものを楽勝で着れます。やればできるもんです。

さて、誰もお気づきではないと思いますが、弊社ホームページの「会社概要」ページで、
「私たちの理念」が変わっています。

もともとは『「人が育つ仕組み」を構築し、企業と働く人の成長を推進する』だったのですが、
この想いは変わっていないものの、そもそもそれって何のためなんだっけ?ということに行きつき、昨年「人事ポリシー」を刊行したことを機に、いろいろ考えていました。

そんな時に2月に開催した「人事プロデューサーフォーラム」の講演でも紹介させていただいたある調査結果に行きつきます。

「あなたは、あなたの会社を信頼していますか」という調査。
これは「エデルマン・トラスト・バロメーター」と題された調査で、米国のPR会社Edelmanが世界28国33,000人以上を対象に毎年行っているものです。

2016年調査で、日本は信頼度40%で、調査国の中では最下位でした。
2017年調査でも、結果は少し改善していますが、依然最下位です。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/200475/021200034/?SS=nboimgview&FD=-653719251(出典:日経ビジネスオンライン)

要するに、日本では「会社は社員に信頼されていない」のです。

この調査では6割の人が、「自分が働いている会社を信頼できない」と言っています。

これは良くない。
その原因は、バブル崩壊以降の「リストラ」や「ブラック企業」での理不尽な働き方などいろいろあると思います。
「人事」にもその信頼関係を損なった責任があると思います。

僕たちの新しくした理念は、
『「人事」がつくる「エンゲージメント経営」をより多くの企業に』
としました。

エンゲージメントとは、信頼や愛着心を意味し、「エンゲージメント経営」は、僕たちとしては「企業とそこで働く人の信頼関係に基づく経営」と定義しています。

「人事」という機能は、会社と社員のベクトルを合わせる仕事であると考えています。
採用も配置もキャリアステップも評価も給与も人事管理も、会社と社員が同じ方向を向くための施策であると思います。

そしてそのベクトルは「信頼関係」によってより強固に強くなるはずですし、信頼関係がなければそもそも真に同じ方向に向くことはできないでしょう。

「人事ポリシー」は、「うちの会社はこう考えて、ベクトルはこっちだよ」ということを明らかにするものです。評価制度も同様です。

そうか、僕たちがやってることは、そして「企業人事」という領域は、「信頼関係の構築のため」なんだと改めて思うに至ったというわけです。

エンゲージメント経営についてはこれからもここでも考えていきたいと思います。

梅雨ですね。
僕は雨は好きではないですが、夏至まで日が長くなるのは好きです。
ではまた。

西尾 太

 

 

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