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Column

人材のシェアリング

2019.5.7

ゴールデンウイークいかがお過ごしでしたでしょうか。
令和時代もスタートし、どんな時代になっていくんでしょうか。
いい時代になればいいなあと思いながら、僕はゴルフをしていました。
いつもお誘いいただく軽井沢、去年は確か桜を見ながら暖かった記憶がありますが、今年は寒いこと!
2日目は寒さと雨でゴルフは中止にして、アウトレットに行っていました。
それでも寒いこと!
東京に戻って令和を見届け、暖かいロペ&ジュンへ。

暖かいこと!
季節が二つ移ったような一週間でした。
令和もいろんな意味で、暖かい時代になればいいですね。

さて、シェアリング。
いま、クルマ、ルーム、オフィス、服など、様々なシェアリングつまり所有ではなく共有していくことが増えてきました。平成の前半までは所有にこだわっていたように思いますが、すっかり変わりつつありますね。
いまの若い人は、レンタカーを気にしませんね。僕らのころは(どうせ昭和ですよ)、「わ」ナンバーが恥ずかしいので、水性マジックで「ね」にしてましたよ(違反でしょうけどね)。

シェアリングへという流れは悪くないと思います。

そして僕は最近常々思うんです。

「人」もシェアリングの時代だと。

「所有」から「共有」に時代が変わっていくとともに、「人材」も
「雇用」から「活用」に変わっていくと思います。

優秀な人ほど「雇用されること」にこだわりません。これはほんとです。

いい仕事ができるなら、契約形態(お金のいただき方)が、給与でも業務委託報酬でもなんでもいい。正社員にもこだわらないし、一社とだけ働く契約を結ぶ必要もない。「安定」は自分に帰属するので、会社に求める必要もない。

「副業」も同じ流れでしょう。

令和はきっと、有能な人を企業が「シェア」する時代になると思います。

そこに一緒に仕事したい人がいる。その人と仕事をするために、正社員として採用するのか、仕事を委託するなりしてプロジェクトで進めていくのか・・・。

例えば人事部長。いま、採用するの難しいですよ。ほんとにそれができる人、少ないですよ。
だったら採用にこだわらないで、その経験を他社とシェアしてもいいではないですか。

「人事部門」が考えることは、何が何でも「採用」ではなくて、いかに才能や経験を「活用」していくかを企図していくことだと思います。

先日もそういう話がありました。求める人材像だと、まずマーケットにいない。いても高額。正社員としてではなければ活用できるのに。採用するより安価でかつ安心に・・・。もったいないなあと思いました。

働き方改革ってさ、そういうことじゃないんですかね。

今日からまた、がんばりましょう。

西尾 太

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