評価制度も人事の悩みも、
普遍的な体系で
一気に解決する人事のプロフェッショナル

Column

変化は目的ではない

2020.11.25

お久しぶりです。ほぼ1か月ぶり?

ここのところ、「書きまくって」います。文章力のなさに、愕然としますが、
もう、ZOOMの向こうの皆さんの表情や空気感が掴めなくても、
自分を信じて語り続けなければならない講義と同じように、
とにかく恥も外聞もなく、とにかく「書いて」います。

先日、お仕事をいただき、母校に、ほんとうに久しぶりに行ってまいりました。

まあ、なんてきれいな大学なんでしょう。
あんなガラス張りのビルなんかあって。その下にはおしゃれなカフェなんかあって。
いったいどこの大学?

学生さんも、コロナの影響で少なかったけど、なんだかみんな「垢ぬけてて」。

気がつけば30年の月日が流れていましたね。そりゃ変わるよね。

学生時代は、たしかに大学周辺には毎日のように「牌」を握りに、あるいは楽器を弾きに行ってましたが、大学構内にはそんなに行かなかったわけで、決して褒められた学生じゃなかったので、卒業後はあまり近づかないようにしていましたが、もうなんだかぜんぜん違うキャンパスのようでしたね。

時が経つのは恐ろしいことです。おしゃれな大学で学ぶっていいだろうなあ。あ、でも今はなかなかキャンパスに行けないのか・・・。
学生の皆さん、学んでくださいね。あとで後悔しないように。(まあさして後悔していないし、ボーっと生きていたので、覚えていることも少ない)

「人事」に関することは「jinji news」https://www.fournotes.co.jp/jinjinews/
に書いているので、ダブっちゃうからここではあまり書きませんが、
言われているほど「ジョブ型」は進んでいないように思えるし、
テレワークでも「コンピテンシー(成果をあげるための欠かせない行動)」を、
ちゃんと確認できる「コンピテンシーコミュニケーションツール」も作ったし、
やっぱり焦らないで、とはいえ時勢は見ながら、今できる最善のことを考えていけばいいのかなあと、近頃改めて少し落ち着いて思っています。

とはいえ、間違いなくやってくることは何だろうと考えると、
・年功序列と終身雇用の見直しによる、新しい人事の仕組みを考えること、
・もはや古くなってしまった「雇用契約」そのものを見直すこと
・同じことですが、「正社員」ってなんだっけ、っていうことを考えてみること
・働き方や、企業との契約形態は多様であるべきこと
などだと思います。

なんだかんだいって、人事制度は、「成果と行動」を基軸にしておけば、
長持ちする仕組みになるだろうし、コンピテンシーを活用していただければ、
社員の成長を図れるだろうし、それと給与制度をしっかり結び付けていけば、
あとは運用に覚悟をもって臨んでいただければ、大丈夫、だと思います。

変化を恐れたり拒んだりすることはよろしくないですが、

変化を目的にしすぎないことも、大切だなと思いますよ。

変化はしていくでしょう。

じっくり取り組んでよく考えて、しっかり変わっていく、ということを
志向したらいいんじゃないかなと思います。

 

 

学生時代に、父が「タダ」でもらってきてくれた「コロナ」です。
(もはや新型、ではなかった。)※トヨタ企業サイトから
ネットで見つけたので。色も同じ。
懐かしいなあ。

西尾 太

お問い合わせ・資料請求はこちら

ご相談から質問まで、
まずはお気軽にお問い合わせください。