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Column

2020

2020.1.6

あけましておめでとうございます。

正月、満喫しました。
ゴルフは心配された天気(12/30)もなんとか持ち、
1/4も楽しく(後半大崩れ)回れました。
その他は、食べて飲んで寝て、食べて飲んで寝て・・・・。
あっという間でしたね。
意識して仕事のことは考えないようにしていました。

で、今日は1/6、仕事始めは、
恒例の深川不動の「護摩祈祷」で始動しました。
とてもありがたいですよ。
また、祈祷以外でも深川不動の「企画力」は勉強になります。
一度、行かれて、祈祷を体験なさるとよいと思います。

さて、2020年はオリンピックイヤーであり、
きっと盛り上がることでしょう。
オリンピックまでは、とにかく全力で走ろうと思います。

思いますが、オリンピック後も想定していかなければならないでしょう。

人口減少、少子化が加速することはすでにわかっています。
そして、日本が取り組まなければならないことは、
これまでになく、「生産性」を高めることです。
「生産性」はすでにずっと前から言われていたことですが、
日本では、諸外国に比べて高まっていません。
GDPは世界3位ですが、それは人口が大きかったからで、
一人当りGDPは21位前後で低いとされています。
(これにはいろいろな見方があるので一概には言えない)
20年ぐらい前は、日本人の所得は世界一ぐらいに言われていて、
ゆえに労働コストが高いとされていましたが、
今では最低賃金レベルを見ても、決して高いと言えない状況になっています。

いつのまにか「パッとしない国」になってしまったのは確かなようです。
このままでは、生産性が高まらなければ人口減少により、国力は大幅に衰退する、かもしれません。
したがって、やはり「生産性」を高めていかなければならないのは確かだと思います。

「人事」では何ができるでしょうか。

生産性を人事の目で見ると、「どれだけ価値を創出したのか」という「創出価値」を「投下した費用」で割ることになります。

投下した費用は、人事的には「働いた人の年収」です。
経理的には売上高人件費比率や労働分配率など、総額としては簡単に出すことができます。

それを個々に見ていくのが、人事的な生産性の見方になりますが、
管理部門など、これを数値化するのが難しいとされている分野もあります。
でも、そこで諦めず、「2人で行っていた仕事を1人でできるようになれば生産性は倍」なわけですから、そのような価値を創出して、どれだけの人件費をかけたのかを、追求し続けなければならないでしょう。

労働組合が、「人事評価に応じて賃上げに差をつけよう」と会社側に提案する時代です。従来の一律主義からようやく脱却してきたと言えるでしょう。

生産性を評価することが厳しく求められる時代がより加速すると考えます。

一つの解は「目標管理(MBOでもBSCでもOKRでもその手法はそれぞれあるとしても)」をより徹底していなければならないと考えます。

「そんなの前からやってるよ」というお声もあるでしょうが、徹底できているでしょうか。じっくり時間をかけて、社員一人一人の目標を吟味して明確に決めているでしょうか。目標がより生産性を高めることになっているでしょうか。

「去年よりどれだけよくなるの?」という問いを、発し続けているでしょうか。

いろいろな企業の目標設定会議に出させていただいていますが、スイッチを入れさせていただければとてもよい議論になります。よい目標が作られていきます。
でも手間はかかります。でも一番大事なことなんじゃないでしょうか。

そしてコンピテンシー(行動)です。生産性を高める「行動」をどのように見ていけばいいでしょうか。解はあります。

成果や行動を正しく評価していくことは楽しいことですよ。
社員が報われます。達成感も持てます。
手間を惜しまず、取り組んでいただきたいと思います。
今だからこそ、ここに力を入れていきたい、そう思います。

といったことを新年に考えました。
そのための会社としての活動も具体化していきます。
具体的になったら改めてお伝えしたいと思います。

2020年、次の10年を考える年でもありますね。
中長期、短期それぞれの目標をもって、がんばっていきましょう。

ちなみに、僕は昨日まで、だいぶお酒を飲みすぎました。おいしかったけど。
今年は減らします。ただ減らすと言ってもKPI(達成基準)が不明確なので、
体重と体脂肪と血圧を指標にしようかと思っています。
(あーあ、書いちゃった)
昨日より、加圧ジムでの腹筋・体幹強化も実施しています。
(続くかなあ)

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

西尾 太

 

 

 

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