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Column

やる気

2009.8.21

「仕事好きですねえ」とよく言われるけど、果たして僕は仕事が好きなんだろうか、といつも考える。

独立してからは特にだけど、仕事は嫌いではない。好きか?と言われたら、「好きな仕事もある」ということだろう。それに仕事は苦にならない。仕事をしているのは自然なことだ。
でも、仕事とは別の好きなもの、「遊び」「趣味」の「好き」とは明らかに違うわけで、もう一歩、「仕事がすべて」にはなりきれていないのかもしれない。それはとても悔しいけど、現実としてはそうなんだから仕方がない。

「やる気」っていうやつは僕の数十年に及ぶ人生のテーマでもあるんだけど、独立してからは特に自分の「やる気のコントロール」が重要になってきた。
誰にも強制されないで仕事をしているので、誰からも指示命令を受けることはない。指示命令は人からではなく、仕事から受ける。そして自分で自分に指示命令するわけだけど、そんな僕にも「やる気がおきない」時がある。
特に「頭が疲れている時」はそうだ。「考えることを脳が拒否している」ように思う。

モチベーションダウンは最大の敵だ。命がかかっていると言っても過言ではないだろう。

そんな時は、物欲だ。仕事の目的は何かを買うためではなくて、純粋に社会や人に対価をいただくだけの貢献をしたい、ということだけど、その結果として欲しいものが手に入るならばほんとうにありがたいことだ。
繰り返すけど欲しいものを手に入れるのは仕事の目的ではなくて結果の一部だ。欲しいものを手に入れるために仕事をしているわけではない。そこを取り違えるといろいろな間違いが起こるからその認識は大切だ。仕事は得るためにするのではなくて与えるためにするんだ。

でも、やる気が起きないときは、物欲だ。欲しいものを見つけてそれを手に入れることを想像して、そのためにはどうしたらいいかを考える。欲しいもののことを考えるのは楽しい。そしてそれを手に入れた時の充実感やウキウキ感も嬉しい。
欲しいものはいっぱいある。「自分にご褒美・・・」なんて陳腐な表現はごめんだけど、でもそれだ。

(パートナーの和田さんはあまり物欲はないそうだ。もう欲しいものは手に入れちゃったのかな。)

そうこうしているうちに、仕事そのものへのやる気が戻ってくる、はずだ。

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