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Column

発想の転換

2009.9.7

民主党が政権を担うようになって、いろいろな政策が論議されている。なんにしても、新たな気持ちで取り組んでいただくのはよいことだと思う。

そこで、民主党はともかく我々のことなんだけど、街頭インタビューなんかであるのは、「で、なにしてくれるの?」というコメントだったりする。(これも今までよりは少ない気がする。自分たちが選んだ政権ということだからかな)

そこで、こう発想を変えたらどうかと思う。「何をしてくれるの?」ではなく「(国民側が)何をさせてくれるの?」とか「(自分たちは)何ができるの?」というものだ。

得られるものではなく、与えるもの、というものに発想を変えたらいろいろなものが見えてくるんじゃないかと思う。

よく就職の面接などで、「給与」とか「教育制度」とか「勤務地」とか「退職金」とか、入社することで「得られるもの」だけを質問で聞かれる方がいらっしゃったけど、その以前に、仕事をするということは「誰かに、何かを与えること」であることが本質だとしたら、発想や興味の焦点は違うはずだ。

だから、何かを誰かにしてもらう、というところから発想するのではなく、「何かを誰かにさせてもらう」というところから考えると、景色が変わって見えませんか?

就職も、「何に(誰かに)何かを提供したい」という思いから入ると、結果が違ってくるかもしれないと思う。人事制度もそうだと思う。

人事制度は、社員が何かを得られる仕組み、ではなく、より高い価値を会社や社会に提供できる仕組み、として考えたらちょっと違って見えてくるように思う。どうでしょう。

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