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Column

面で思考すること

2010.1.18

師匠にはずいぶん言われていたことだが、「全体像を見ること」は難しい。

ひとつひとつの事象(点)に気が行ってしまうと、それぞれにつながり(線)が見えなくなる。で、ひとつひとつの事象をつなげることができたら、少し視界が開けてくる。「おー、これとこれはこういう関係なのか・・・」ということだ。

ただ、線でつなぐだけでは、全体が見えるわけではない。

そこで面にまで持っていかなければならない。

面にもっていく手法に、マインドマップとかあるけど、僕は、A3の紙を使って、とにかく事象を書き出してつなげてみることを行う。

その上で、エクセルなどを使い、データ化する。パワーポイントではなく、際限なくシートが広がっていくエクセルで作っていくとやりやすい。

これは、「前々職で”西尾まんだら”」と言われて重宝がられたものだ。

実物を見ていただかないとイメージわかないかもしれないが(人事の学校に来ていただけるとお見せできます・・)、自分の頭の中が「うにうに」となっているときに、とても役に立つ。

よく人事の仕事をしていると、「いったい何が問題なんだっけ・・・」ということがある。いや、問題はそこかしこにたくさんあるのはわかっているけど、いったいどこから手をつけたらいいんだっけ?という時がある。いやいやそういう時だらけだとも言える。

特に、そういった中で「どこを目指すんだっけ」ということが見えなくなると、人事的には危険で、施策に走り全体のバランスを崩すことになりかねない。

というわけで、

というわけで、「まんだら」でも「マインドマップ」でもいいんだけど、頭の中を面に落とす作業はぜひしていただきたいと思う。(これがさらに「立体」になるとかえってわからなくなっちゃうけど)

とにかく人事はつながっているから。

僕は、今の自分を再度面で俯瞰するために、ひなびた温泉にでも籠ろうかと思っているけど・・・(時間が取れないなあ)

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