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Column

安定性という呪縛

2010.4.19

安定性なんて実はないんだ、ということを多くの人に語っているけど、世の中がこうだから、余計安定を求めるというのもわからないではない。しかし安定性の上に乗っかっていると、いざその大きな船が沈没したときに、大海原で泳ぐ力がついていない場合が多い。

結局のところ、安定性は組織に求めるものではなくて、自分に求めるものではないかと思う。「どこにいたって食っていけるぜー」って言える状態が、もっとも安定感を持つ。精神的にも物理的にも。

でもその「自分の安定性」を見つけるのが難しい。

資格を持っていれば安定するのか。否だ。資格で食えない時代だ。
技術力か。否だ。陳腐化する。

僕はここにコンピテンシーモデルという概念があると思うが、いわゆるマネジメントとかリーダーシップという部類のものは、普遍性がある。

知識はパソコンが保存してくれる。
スキルは、より簡単にできる方法がどんどん出てくる。
でも行動様式は、人が人であるゆえんであって、どこにいても必要だ。
計画を立てて、進捗管理して、目標を達成する、という行動様式はどこの会社にも大事なものだ。

ここを磨くことが、長持ちする自身の安定性だと思う。

もちろん知識・スキルは大事だけど、そこに偏重するよりは、コンピテンシーを磨いたほうがいい。

(で、結局それって、最後は明るく元気で素直に行き着いたりするんだけどね)

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