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Column

センス

2010.8.25

昨日は、人事プロデューサークラブの事例研究会で、マイクロソフト 執行役 人事本部長の四方様に「外資系企業における人事の役割と制度の特徴」というテーマでお話いただいた。四方さん、お忙しい中ありがとうございました。

詳細は、人事プロデューサークラブのホームページで確認いただきたいが、お話の中で、できる人事とできない人事の違いはどのようなことか、という質問に対して、「センス」というお答えをいただいた。そのセンスとは、「上司だったらどう考えるだろう」「社長・経営者ならどう考えるだろう、どうするだろう」ということを常に考えていった末に、身についていくものではないか、というお答えをいただいた。

うん、「センス」という言葉には、いろいろな意味あいが含まれ、複雑や要素を内包するものだと思うわけだけど、例えば人事部長ができるかできないか、という部分においては、知識や実務経験がどれだけあるか、ということよりも、その「センス」が大きい要素になると思う。経営者とのコミュニケーションの「センス」、社員とのコミュニケーションの「センス」、部下・メンバーのマネジメントの「センス」、人事制度導入や運用のセンス、応募者への動機付けの「センス」などが、仕事を進める上で、とても重要になるというのは間違いがない。仕事ができる人とそうでない人「いわゆる残念な人」の違いはそこにあると思う。

このセンスを磨くというのは難しい。話す力と聞く力というコミュニケーションスキルであったり、場を読む力であったり、様々でなかなかとらえどころがない。

ただ、ひとつ言えることは、ある程度の視野の広さと視点の高さだと思う。決して深さではない。

いつも言ってることだけど、深く掘り下げるよりも、物事の関連性を捉えられる視野みたいなものと、経営者に近い視点だろう。

うーん。でも難しい。センスって難しい。

これ、しばらくこのコラムでも時々取り上げて、追及していこうと思う。

僕ですか?服のセンスはないので、プロにお任せしています。ジャズピアノのセンスもまだまだなので、先生の教わっています。デザインやコピーライティングのセンスもないのでプロに相談しています。人事領域だって法令などについては社労士さんに相談しています。

あれ、いろんなところでセンスないなあ。

ちょっと思うけど、センスがないことを自覚してプロに相談するってのもセンスかもねえ。

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