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Column

採用しない理由

2010.10.11

よく新卒で採用に携わらせていただいた人に、「なんで私を採用したんですか?」と問われる。
うん、その理由は人によって様々で、できるだけ思い出して、かつ期待を込めて説明させていただく。「そこにはピン来た」なんていう理由もあったりするけど、とにかく説明する機会は、本人が望めばやってくる。

でも多くの場合、採用できなかった場合において、その説明をする機会は極めて少ない。多くの人事において「説明しない」というオペレーションになっていると思う。あの「慎重に検討した結果、貴意に添いかねる結果となりまして・・・」という文章が行き来するだけだ。
ごくまれに「どうしても説明いただきたい」という人がいらっしゃったけど、残念ながらそこですべての真実を語るとも限らない。

ほんとうは説明したいが、採用させていただく方より、ご縁がなかった方のほうが圧倒的に多く、かつ入社に至った人より関係が希薄のままでもあるために、説明させていただく機会を物理的に設けることができないというのが実情だ。

だから、「落ちてしまう人」というのは「なぜ落ちてしまったのか」ということを客観的に振り返ることがなかなか困難だ。

採用しない理由も様々だけど、採用しない理由、人事からフィードバックされないその部分を何とかお伝えすることはできないか、ということを考えている。

フィードバックがあれば気づく人も多い。気づけば行動も変わる。行動が変われば結果も変わる。求職活動が厳しいとされる昨今において、そこが必要だと思っている。具体的にその部分についてどうしていくのか、多くの人事の方ともコミュニケーションしながら取り組んでいきたいと思う。

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