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Column

採用面接

2011.7.2

昨日、クライアントの中途採用面接に同席させていただき、久しぶりに応募者の方とお話しさせていただいた。

とても優秀な方々で、率直にお答えをいただき面接も楽しかった。楽しい時間を面接でいただけることは、採用に携わる者として、ほんとうにありがたいことだ。

ところで、今日も人事担当者の人とお話しさせていただいたが、採用選考エラーは必ず起こる。僕の場合は概ね10%の確率で失敗する。
採用のときに、80%は無難というか、「普通このひと採用するよねえ」という方を必要があれば口説いて入社いただき、これはまったく間違いのない採用になる。でもそれだけではだめなので、20%は「化けるかも」とか「他社は採らないかもしれないけど僕だけはこの人のよさがわかる」なーんて思って、採用しようと思う。

そのうち半分はほんとうに化けてくれる。でも半分は、会社に合わなかったりして、申し訳なかったなあ、ということになる。これで10%。

採用の失敗は、採用担当者の責任だ。でも失敗しない採用もだめだ。「ピンとこない」ということで不合格にする、というのは採用担当者が責任を背負う覚悟がない、ということだ。だから、どのくらいの確率で失敗するかを知りながら、でも失敗を恐れないで採用活動をすることも大切だと思う。

「採用の失敗をしたことがない」、という人はだめだと思う。見えていない。「人を見抜く能力が自分にはある」という人もだめだと思う。人はわからないものだ。わかっていないかもしれない、という畏怖のようなものを持ちながらそれでもわかろうと思う、そういうプロセスが大切だと思う。

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