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Column

やっぱり評価は評語制

2012.4.16

ちょっと前によくはいていたジーンズが「ぶかぶか」である。
体重は5キロ減ったところから一進一退だが、多少「引き締まった」のかもしれない。
暴飲暴食をしても太っていない。よしよし。
仕事以外の自分で取り組んだことで成果をあげることはあまりない中(自分に甘い・・)、著しく良いことだ・・・。

昨日は「人事の学校」で、4月ということもあり、新しい方、とっても若い方など多くの方が来ていただいた。
ありがとうございました。お疲れ様でした。

最近、時期的に評価調整会議に同席させていただく機会が多い。
僕はクライアントにはできるだけ人事評価においては評点制(1.2.3.4.5とか100%とか120%とか)ではなく、
評語制(「SS・S・A・B・C」とか)をお使いいただくようお勧めしている。

目標管理の個別目標の達成度や、行動評価の個別項目評価において、点数制だと足して平均出したり、
ウエイトや難易度の掛け算をして点数を出したりするんだろうけど、点数を出したところで考えなくなってしまうことがあるような気がする。
3.23.と3.27の違いにいったい何があるというのだろう・・・。

評語なら、個別評価が、A・B・A・Sとかあるなかで、総合的にはAなのかSなのかを全体感として考え議論して「Aだね」という評価を導くこと、
そのプロセスが大事だと思っている。

給与改定や賞与支給における序列化には点数は便利だけど、それは人事部門内で行えばいいことで、
現場で上司と部下の間で行われ、現場で調整する評価には、基準に対してどうなのか、定性的に考えることができる評語制がやっぱりいい。

評価調整会議においてもとてもよい議論をしていただいている。
人事評価は結果よりプロセスが大切だと思う。評価の目線を合わせながらひとりひとりの育成課題について管理職が話し合うこと、そここそが大切だ。

初めて評価会議に参加した僕のトレーナーさんも「あんなに一人一人のことを議論しているのを見て、ありがたいなあと感じた」とおっしゃっていた。
そういうものだと思う。
手間がかかるけど、このプロセスをめんどくさがってはならない。

まだまだ人事担当者のみなさんは忙しい時期が続きますね。がんばってください。

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