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Column

正しく知ること

2012.5.27

メンタルの問題に関しては、人事としてずいぶんおつきあいしてきたわけで、いろいろ聞くと、自分もあのときそうだったかもしれない、と思うようなこともたくさんある。
先日の人事プロデューサークラブ事例研究会は、前回にお知らせしたとおり、あざみのメンタルクリニック院長の村田先生に「本当のうつのこと」として講演いただき、また、僕とパネルディスカッションもしていただいた。
うつ状態・うつ病(この両者は違う!治療法も違う!これがやっぱり今回の一番の気づき)、新型うつ、統合失調など幅広く教えをいただいたこと、そして対応法についての知見をいただいたことは、長く人事という世界にいるものとして、ほんとうに新しい発見だった。
会社に行きたくない、仕事をしたくない、という時期は僕にもあって、それは1度や2度ではない。「この電車に飛び込んだら楽だろうな」と思ったこともある。ストレスに強いと周囲の人からも言われるし、適性検査の結果でもそう出てくるけど、環境要素からの影響でそうなることはやっぱりある。目標を見失っている時はとくにそうだったりする。
それを「反応性うつ状態」と言うのだそうで、それは原因の除去や職場環境を変えるなど(場合によっては転職)によってよくなるもので、休職したりするのはよくないそうだ。なんでもかんでも休職やリハビリ出勤などの対応がいいとは限らないということだ。それが必要なのは「内因性うつ病」でこれは投薬と休養で、すっかりよくなり元の職場で元気に働らけることも多いとのことだ。

まだまだ解明されていない世界ではあるそうだけど、専門家から正しい知識をいただくことはとても大切だと思う。わかっているようで、わかっていない。「ネットや誰かが言っているからそういうものなんだろう」という予断は危険だし、有効ではないということだと思う。
人事の世界も「わかっているようでわかっていない」「できるようでできない」という世界だと思う。何が正しい知識なのかもまだまだあやふやではあるが、僕はそっちの道でそれを追及していきたいと思う。

意外とストレスに弱い西尾でした・・・。

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