評価制度も人事の悩みも、
普遍的な体系で
一気に解決する人事のプロフェッショナル

Column

自己分析

2013.9.11

オリンピック、来るね。目覚ましをかけなかったにもかかわらず発表の朝は4:40に目が覚め、目が覚めたんだから発表見てみるか、と見てみたら東京に決まった。「そうは言ってもなあ」という思いがあり楽観視していなかったけど、来るというのは素直に嬉しい。

1964年の東京オリンピックを知らない最古の世代として、生きているうちに身近でオリンピックを体験できるというのはエキサイティングである。また、開催まで7年という長いのか短いのか微妙な期間を、それでも前向きに多くの人たちが生きていけるのも意義がある。

富士山の世界遺産といい、オリンピックといい、アベノミクスも併せて、久しぶりに日本に希望があふれる時代になったようにも思う。

また我がベイサイドエリアがさらに発展するというのも嬉しい。築地の場外市場や月島のおばちゃんがインタビューされていたけど、おそらく街は大きく変わるだろう。

7年後はどうなっているんだろうか・・・。

さて、そういう中で、どこどこの業種の株があがったとか、「建設とか旅行とかホテルとかこれからよさそうだよね」などという話が出てくる中、就職活動にもそれは影響があるんだろうな。オリンピック関連業界、なんて新しい業界カテゴリーができたりして、学生にはまた迷える指標が増えるかもしれない。

昨日お会いした経営者さんに、「自己分析が迷走を招く」というお話を伺った。自己分析しすぎてまじめに考えた結果、志望先が狭まり、そこにこだわり続けた結果、内定が取れない、ということだそうだ。ある種「テキトー」に動いた方が内定が取りやすいとも。

ウチに来ている学生に「自己分析って何?」と聞いたら、「これまでの人生の様々な選択の理由・背景を確認し、そこにどのような一貫性や継続性があるのかをまとめること」というような答えが返ってきた。それはそれで大切だろう。面接でもよく聞く。「なんでそれしたの?」って。

それは大切だが、「AだからCだ」といって選択肢を狭めるのは危険だ。AはAだけど、これからの選択にはBもCもDもある、ということだ。

月曜に飲んだ先輩経営者もやはり「学生の選択肢を広げるべきだ。大手が唯一の選択肢ではない」と熱くおっしゃっていた。

考えることは大事だけど、考えすぎてはいけない。固すぎてはいけないんだと思う。

そして・・・・、この時期の4年生で内定を持っていない人は、だんだん周囲とのコミュニケーションを絶っていくことが多いとのこと。

君が考える道だけじゃないんだよ、まだまだ選択肢はたくさんあるんだよ。一つの価値観だけで動いてそれがだめだから引いて行ってしまう必要はないんだよ・・・、ということを伝えたいと思う。

話がだいぶそれたようだが、「AだからC」という入力と出力を決めつけないで、広く見て選択肢を多様に持つことは大切だ、ということは、就職だけのことではないと思う。

ということで、伊藤ちゃんは、「オリンピックに向かってフォー・ノーツは何をすべきか」という問いに対して「弁当屋」と答えてきた。

うん、まあ、そういう選択肢もあるでしょうねえ。

お問い合わせ・資料請求はこちら

ご相談から質問まで、
まずはお気軽にお問い合わせください。