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Column

自己PRの方向性

2014.1.18

僕のSNS参入は各界から(一部だけど)驚きを持って迎えられ、大半は「酔っていたのではないか」という疑念だった。
「酔ってはいない」。
「びっくりして思わず”いいね!”しちゃいました」とも言われたが、
”いいね!”とはそういうときにするものなのか、まだ僕にはわかっていない。

昨日はいつ以来か覚えていないぐらいの緊張のプレゼンを終え、ちょっと抜け殻の今日。

さて、就職活動本番で、学生さんが毎日のようにオフィスに来てくれている。自己分析や自己PRは順調(?)に進めているようだし、来週には「自己PR作成合宿」という企画を実施するそうで、着々と進んでいってほしいと願うばかりだ。

でもね、ちょっと聞くとね、「就職して何したいの?」「どこいきたいの?」というのがとても漠然としている。というか無い子も多い。方向性無き自己PRは、一次・二次選考ぐらいまでは通用するかも知れないけど、最終に近くなるときつくなるよ。

まあ学生時代の僕も、「金融以外!」ぐらいしか志向性はなかったから人のことは言えないんだけど、「とにかく内定」っていって入社してもそれからほんとうに苦労しちゃうから、今のうちにいろいろ考えてほしいと思う。
いったい何したいんだっけ?

いろいろな会社(あまり業種や職種や規模は限定せず)の説明会に行くのもよし、とにかく社会人つかまえて話を聞くのもよし・・・。就職活動中ですので、といえば、多くの社会人が協力してくれると思う。

そういう機会も、Career Lampで作りたいと思うけど、受かる・落ちるは別にして、志向が見えなければ動くしかない。

また、よく言うのは「やりたいことがわからなければ、やりたくないことを書き出せ」というが、それもいい方法だと思うけど、やりたくないこと・・・働くこと・・・になっちゃうと困るので、ほどほどにしてほしいなと思う。

僕は業種ではなくて「職種軸」でキャリアを作ってきたので、どんな職種がいいか、ということを考えて動くのもいいかもしれない。

どちらかというと「業種」から先に考えている子も多いようだけど、どんな業種だって、入って真剣に仕事したら楽しく意義のあることはたくさんあるはずだ。だけどどうしてもやりたくない、という職種に就くとちょっとしんどいかもしれないので(それも経験として糧になるけどね、営業の苦手な僕が飛び込み営業もしてたんだから)自分の中心となる職種はどのようなものか、という観点で考えてみるのもひとつの手だと思う。

いずれにしても、いつも言うけど人材流動化と言われている昨今、一生同じところで働く確率は低いんだから、若いときにちょっとしんどくても仕事をする経験を積めるところを探すのもいいかもしれない。5年間そこで働けるか、ぐらいはスタートにして会社を探すのもありだと思う。出会った仕事を一生懸命やると、いろいろ見えてくるから。

だからあまり選り好みしないで、いろいろな会社に出会っていく、それが近道なんじゃないかとも思ったりする。

僕は社会人になって10年迷走したから、ずいぶん遠回りしちゃったんだけどねえ。

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