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Column

2011年3月13日

2014.3.13

3年前の今日、2013年3月13日は、震災2日後の日曜日だった。なにかエアポケットに入っているような、そういう日だった。

翌日の月曜日からは電力不足が叫ばれ、計画停電などが実施され、様々なものが自粛されていき、被災地の現状が明らかになっていった。

この日、僕の就活本出版の広報目的もあって、学生を100名ぐらい集めて、企業の人事・採用担当とコミュニケーションをしてもらうイベントを行う予定だった。2日前にあの震災があり、震災があった時もこのイベントの打ち合わせをオフィス1階にあったカフェで行っていた。

イベントを中止にすべきか、かなり悩んだ。批判も受けるかもしれない。そのあとに起こったことを考えれば、中止にすべきだったかもしれない。

しかし、参加予定者の学生、社会人の皆さんに中止の連絡をすることもままならない。もし1人でも会場に来ていただいたらそれは申し訳ない。だったら、実行しようと決断し、そのまま決行した。

会場は新宿で、その日の新宿はやや人出が少ない感じだったが、普段の日曜日の新宿とも言えた。後から思えばみんなが「何が起こっているのか」よくわからない状態の中、平静さを保とう、普段通りでいよう、としているようにも思えた。交通機関にも大きな乱れはない。

結果、70名ぐらいの学生と、20名の人事・採用担当者の方々にお越しいただき、イベントは無事に進行し、終了することができた。あらためて当時ご協力くださった皆さん、来場いただいた学生だった皆さんに、お礼を申し上げたい。あのような日に来てくださってありがとうございました。

3年経った今、これをどう今捉えるべきなのか、よくわからない。あの日はほんとうに不思議な日だった、というしかない。

でも、就活生は就活生。何があっても前に進んで行ってほしい。

当日感じた学生の温度感を、焦りと不安が入りじまりながら、それでも明るく振舞おうとしている姿は、人事に携わってきたものとして何かしたいと思わせるものがあった。

16日に規模こそ違うが3年前と同じようなイベントを行う。Career Lampはあの日感じたことを、何らかの形にしていきたい、という思いで行っていることでもある。あの日や今度の16日のような場を、出会いを常設的に作りたいといつも思っている。

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