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Column

思い込みの強さ、頑固

2015.2.11

今月は出張続きで、今回も敦賀、京都に伺ってきた。

敦賀は、地元でも「これだけ積もるのは年に何回かだけ」という大雪で、
「翌日京都に行けるのか?」と不安になったが、それでも
「この位の雪で、飲み会がキャンセルになることはない!」とさすがのコメントをいただき、
訪問先の皆様と遅くまでおいしいお酒を共にさせていただいた。

 

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京都は敦賀から「サンダーバード」で1時間ちょっとだが、すっかり雪はない。
日本の地形と気候の特色を改めて再認識した次第だ。そして今見えるのは富士山。変化が激しい。

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さて、その「変化」だが、人事制度構築のお仕事を中心にさせていただいて改めて思うのは、
「僕たちは企業の変化の瞬間に立ち会っている」という実感だ。

制度を導入することや改定することは、企業の変化に他ならない。

キャリアステップを明確にして、それに基づいた評価で気づきと成長を促し、
適切な給与を決定する、という方向性は、それまでとは「変化するぞ」という企業の意志表示だ。

これら人事制度をいわば「ハード」とすれば、その人事制度を運用し活用していく「社員」が「ソフト」だろう。

ハードが変化していく中で、ソフトも変化しなければならない。

ソフトはハードの変化、内容を理解してバージョンアップする必要がある。

さらに、キャリアステップが上がる、ということは「求められていることが変化する」ということであり、

それに対応したソフトウエアでなければ、ハードを動かすことはできない。

要するに変化をしなければいけないということ。

「環境に適応して変化したものだけが生き残る」というのはもうすっかり言いまわされた定説だが、
人事の世界でもまったく同様なのである。

「求められているものが変化している」中で変化を怠ると、とたんに「ローパフォーマー」になる。

この前までそれでよかったのに、いきなり「ありゃりゃ」ということになりかねないのだ。

これは社会に対しての企業も同様だ。そして企業内での社員も同様。

そういった中で、人の「思い込みの強さ、頑固さ」は危険だ。

これは当社の適性検査のパーソナリティ因子のひとつで、いわば信念の強さを言う。「へそ曲がり度」とも言う。
特に若いときのこれは「よろしくない結果」を招きかねない。
(ある程度ポジションや年齢以上なら、逆に大切なパーソナリティだけどね)

周囲が変化している中でのへそ曲がりは困る。困られることが多い。

大事なことは気づくこと。

周囲が何を求めているのか、をよく見極めること。気づけば変われる。

そのためにも、皆さんの会社の人事制度をよく理解してください。

漠然としててよくわからない?
そしたら当社にご連絡くださいませ。

今週はまた人事の学校の間で奈良に行き、来週は札幌・大阪。
気候の変化に僕は順応できるんだろうか・・・・生き残れるのか!?

 

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