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Column

AI

2016.9.16

AI:人工知能。 日に日にAIに関するニュースが流れる。 多くの「人の仕事」がAIに置き換わるのではないかと言われている。 ついにそういう時代が来たのかなと思う。いろいろ見ていると、確かに多くの仕事がAIに置き換わることはおそらく現実的な話だと思う。

人事の世界においてもAIの話題に事欠かない。AIが採用や評価、配属を決める。AIが働き方やコミュニケーションのアドバイスをする・・・。「AIで人事部いらず?」

僕たち、「人事部の究極的な目標は、人事部をなくすこと」というビジョンを掲げていた頃もあったので、そうなったらそれはそれでいいと思う。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO03611460U6A610C1TI1000/

「勘や経験をベースとしたアナログな判断が目立つ人事(配置・評価等)。好き嫌いで評価が左右され、社員の士気を下げてしまうことだって少なくない。(上記記事引用)」

確かにそれはあるだろう。好き嫌いを完全に排除することは難しいだろう。 (とはいえ僕たちFOURNOTESが提供しているものは、「人が評価する」けれども「好き嫌いをできるだけ排除できる」方法なんだけどね。)

で、AI結構だと思うし、必要なことかもしれないとも思うんだけど、ひとつ思うことは、

「AIって悩むのかな・・・」ってこと。

人事という仕事は採用にしても異動配置にしても評価にしても、一定の結論に導く仕事である。採用するかしないか、その人をその部署に異動してもらうか、評価はSでいいか、給与はこれだけ上げればいいか、賞与の額はこれでいいか・・・・。 結果的には結論を導かなければならない。「決め」を打たなければならない。 それをAIが代行してくれるんだろうか。

きっとこれから多くの機能を代行してくれるようになるんだろう。

でも、その導いた結論を、僕たち人事は、「あれでよかったんだろうか」「他の選択肢もあったんじゃないだろうか」とあとから悩んでいる。そしてその経過を見ている。そして「おそらくあれで良かったんだろうな」とか「ああしたほうがよかったのかな」と再び振り返り悩む。そしてその悩みの深さが、「勘や経験」につながっていく。

そして、答えはひとつではないし、その答えが正しいかどうかはわからない。 AIがこのように悩んでくれるものなら、人事部はほんとうにいらなくなるかもしれない。 もし、もっともこの世の中で不可解な、未知の部分が多い、「人」のことをAIが本当に理解するのかな。 そういう意味では、AIの力は理解し、場合によっては大いに借りたいけど、最後はやっぱり、人がやってほしいと思う。そして大いに悩んでいきたいと思う。

それはそうと、僕、今夜TVに出るらしいです・・・。

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