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Column

就職観

2012.11.26

アナログ生活からデジタル生活に行こうと思い(ついこの前まで、手帳に勝るものはないと宣言していたけど)、タブレットを買った。

おそらく便利になるのだろう。

スケジュール管理もメールの送受信も、メモもノートもこれからはタブレットだぜ(たぶん)。
スマホがひどく使いにくいんだよね。通話も途中で切れたりするし。

(iPadも前に買ったけど、「パソコン持ち歩いてるからいらないじゃん」ということで娘のものになってしまっている)

さて、先週金曜日は、人事プロデューサークラブの会員企業さんからご依頼をいただき、その会社さんでインターンをしている学生20名以上の主に大学3年生に対して、「就職とは・・・」ということでちょっとした講演をさせていただいた。

インターンをしてがんばっている子たちだから、就職というモノに対する姿勢もできている子が多いとは思う。

けど「なんで就職するの?」と聞くと、やはり「生活のため、生きていくため」という答えが一番に来てしまう。

僕も学生時代はそうだったけど、それだけで就職してしまうとその後でとても苦労する。
入ってしまえばどうにかなる、というものではなく、入ったほんとに苦しくなる。
そのときに自分と向き合えばそれはそれで価値のあるものだけど、今のうちに働くということについて自分と向き合っていたほうが、
就職活動も有意義に迎えられ、そして内定もきっと取りやすいと思う。
目的が明確な学生に対しては、人事は、「その目的が自社の方向性と合っているか」を見ればいいので判断しやすいからだ。

目的が不明確な場合、判断ができない。判断ができなければ内定は出せない。そういう構図だ。

だから、「なぜ」「なぜ」を今から自分に問いかけて、「なぜ就職するんだろう」「なぜその業種なんだろう」あるいは「なぜその職種なんだろう」そして「なぜその会社なんだろう」をちゃんと整理しておけば、内定に近づくと思うよ。

それがないと、そして関心が「安定性」とか「成長性(いつまでも成長しないよ)」とか「休日」とか「残業」とか、得るものにしか関心を示さないから、採用担当者の心を射止めることができなくなってしまう。

新卒採用は能力よりも志向性を見るという会社が多いと思う。
ぜひがんばってほしいと思う。

なんてね、僕らのころの就職活動は、ほんとになんにも考えてなかったけどね・・・。ごめんなさい。

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