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Column

問題解決

2013.12.24

メリークリスマスです。すぐに正月です。
今年はみなさん、どんな1年だったでしょうか。

さて、先日、小田全宏先生の問題解決プログラムという講座を2日間受講した。いつもそうだが、とても勉強になる講座だった。
今年は小田先生にいろいろ学んだ年だった。

15人ぐらいの受講者がそれぞれの問題を考えるというセッションでもあったが、まあほんとにみなさんそれぞれに悩み、問題を抱えているなあと改めて実感した講座だった。へえーそういうことに悩んでいるんだ、というもの、深刻なもの、しっかりせーや、と思うもの、いろいろあった。

多くの人が問題を解決したいと願っている。(クリスマスはそれを解決してくれるだろうか。)

講座の中であったのは、
「悩み、問題は実態として存在しない」⇒
「そこにあるのは現実だけである」 ⇒
「こうありたいと思う、あるべき姿と現実との距離から生じる本人の内的なストレス、課題感が問題である」

なるほど。

そして
「人間は成長し続ける限り悩み続ける」
ものである。うん、そうだ。

そして、「どうなるだろう」「どうしよう」ということに意識を向けると脳は不安になる。

「どうしよう」ではなく、それを受け入れてしまうか、あるいは「何をするか」「私ができることは何だろう」ということに意識を向けると問題は解決する。そして結果は「それでいい」と受け入れてまた次に何をするかを考える、というようなものだとのこと。

うん、そうだ。

で、いろいろな人の問題を考える時に、

「こうあらねばならない」というある種の「あるべき姿」にさえこだわらなければ、
多くの問題は消えてしまう、ということである。

他人から見れば、「そうあらねばならないと思わなきゃいいじゃん」・・・以上!
ということになる。

「髪の毛はなければならないものだ」と思えば、少ないことを悩むわけだが、
「髪の毛がない」という現実しかそこにはなく、それを「受け入れる」としてしまえば、そんなものは問題でも悩みでもなんでもなくなってしまうわけだ。

仕事柄、いろいろな人のお悩みも聞くが、深く悩んで止まってしまっている人の多くが、

「?こうあらねばならないのに、そうなってない、?どうしよう・・・」というところで止まってしまっているように見える。

その「?こうあらねばならない」は他者から見えば、どってことないことかもしれないのだ。

それにこだわなければならないかどうかをまずは見極めること。

次に?、こだわらなければならないのならば、「どうしよう」ではなく「それを受け入れてしまう」かあるいは
「こうしよう」 として行動を起こすこと、結果はまたそれが出たときに考える。

行動を決めてそれをするだけ、ということだ。

僕にも悩みはいろいろあるが、ひとつひとつを
「?こだわるのをやめて受け入れる」のか、
「?こうしよう、というすべき行動を明確にして進むか」
のいずれかに整理しようと思う。この年末とかで。

97⇒101⇒108・・・これは大きな問題であり、
こうありたい、というこだわりをまだ捨てるわけにはいかない。練習しよう、コースに出よう、それだけである。

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