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Column

16卒

2014.6.2

関西は猛暑だった。(関東も?)

さて、「人事の学校」には、基礎講座とは別に、応用編として「プロデューサーコース」というものがあり、基礎講座を修了した方、経験者の方向けに、毎月テーマを決めてディスカッション・情報共有形式で実施している。

6月は14日(土)で、「新卒採用」をテーマに、15採用の振り返り(まだ終わっていないけど)と16卒向けの施策について考える。

7月は12日(土)に、テーマは「人材配置」だが、その中でも「配置にちょっと困るローパフォーマー対策」として、再活性化(リ・ブランディング)に向けた施策を展開されていらっしゃるハートアンドブレインヒューマン株式会社様をゲストにお招きして「困った社員への対応」について考えようと思っている。

改めて人事プロデューサークラブのホームページ等で詳細はご連絡いたします。

で、14日のテーマである新卒採用だが、「16」については新聞でも「事実上スタート」などと報道されているが、まったく困ったものだと思っている。世の中そういうふうに動いてしまっているので、「困ったものだ」では済まされないので、大手じゃない企業がいかに16採用に取り組むべきかを考えなければいけないとは思う。

それがいいかどうかは別として、実質上、3年生の「サマーインターン」での企業との接点をスタートとして、選考的なことはスタートしていくと思われる。そして「ウインターインターン」・・・。

リクナビやマイナビが16インターンシップサイトを6月から立ち上げているが、そこからどれだけインターンに集客できるか、がカギだそうで、だったら倫理憲章ってなんなのさ、会社説明会をインターンに変えて早まっただけで、事実上は活動が早まっていないか?と思うのは僕だけではないだろう。

インターンが本質的なインターンとして、就業観を形成する、会社で仕事をするとはいかなることなのか学ぶ機会にする、というのならばとても有意義だと思う。でもそうだとしたら、「ワンデーインターン」なるものでいったい何がわかるのか「わからない」ようなものを「インターン」と呼んでいいのか。それってやっぱり「会社説明会」ではないのか?

新卒の採用活動、就職活動というものは「行き着くところまで行ってしまった」感がある。もちっと「普段から働くことについて考えられる機会」というものを日常的に作っておけないのか、考えている。

すでにそういうことに向けたいろいろな活動がなされているが、まだまだ少数派だ。でもヨーイドン型就職活動ではなく、日常接点形成型というか、普段の学生生活の中に「大学を出て働くとはいかなることなのか」を考えられる環境・機会を盛り込んでいく必要があると思う。WEDGEでは「日本を滅ぼす」とまで言われてしまった就職活動のあり方を、少しずつでも変えたいと思う。Career Lampはそういう機会の場でもありたいと思う。

すいません、憤りは大きいのですが、本質的で具体的な解決策がまだ見えていません。
これからもいろいろ考えて動きたいと思います・・・。

 

 

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