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Column

面接官

2014.6.21

2月から走り続けてきて、制度構築、制度導入、評価調整会議、目標設定会議、給与改定、管理職研修、階層別研修、採用支援などで多くの企業をお手伝いさせていただいた。
ようやくひと段落か?人事の繁忙期も終わりに近づき(そうじゃないところも多いけど)、僕たちにも夏がやってくる、のか?
人事担当者のみなさんも多くがほんとうなら7月に賞与支給を終えたらひと段落で、研修企画でもぼちぼちしながら夏休みを計画する、という時期に入ってくるはずだけど、サマーインターンとかやるとすると、「おいおい夏までもかよ」と思う方々もいらっしゃるかもしれない。お疲れ様です。

さて、最近ここでは新卒採用系の話が多かったが、今回もそれに関連して「面接官」について考えたいと思う。

学生にいろいろ話を聞くと、彼らの面接官評価はとても厳しい。面接官もしっかりと評価されている。
手厳しい。
それに面接官の印象は彼らの入社意欲に大きく影響を与えている。
「こんな面接官の会社なんか入るもんか!と思いました」というのもよく聞く話だ。

僕も伊藤ちゃんに聞かれたので、これまで学生の面接を何人ぐらいしてきたのかなあと推計すると、ざっと3000人以上だ。怖いことだ。

あくまで主観だけど、学生の話も聞きながら、どういう面接官がいいのか、よくないのか、について書き連ねてみると、

GOODは
●「話をよく聞いてくれる」
●「聞くばかりではなく会社や自分のことを話をしてくれる」
●「自分の話に興味を持ってくれる」
●「(学生が)話したことをまとめてくれる。だからわかってくれたと思える」
●「あたりがやわらかい」
などだ。

POORは
●「冷たい印象」
●「距離感を感じる」
●「バカ丁寧でフレンドリーさに欠ける」
●「感情を出してくれない、表情がない」
⇒面接官は悪い感情は見せるべきではないけど。暖かい笑いはあってもいいと思う。
●「話したことを都度見えないようにしてメモしている(その場で評価されているようでつらいそうだ)」
⇒これについては、僕は「見えてもいいように、事実を書き留めることはよいと思うが、
評価は面接中に相手に見えないようにしながら書くべきではない」と思っている。
●質問の意図がわからない。
●家族の話をしつこく聞かれる。

これらはある種の圧迫感を与えるものと受け止められている。

・・・POORはもっといっぱいある。

それで気がついたんだけど、
ベンチャー企業、中堅中小企業の採用担当者で実績を上げていらっしゃる方の面接時の表情はとてもいい。

フォー・ノーツCareer Lampで3月に行った「大模擬面接会」において参加いただいた人事担当者の皆さんの表情がとても柔らかい。笑いもふんだんにある。

姿勢もとてもいい。

「選ばれる」ことも意識して面接していることから出てくる自然な表情・態度ではないかと思う。

(Facebook内だけど、ちょっとこちらを見てみていただけるといいと思う。)

面接は営業であること、それは忘れてはいけないことだと思う。

それから面接は双方向コミュニケーションだから、やっぱりできるだけ、面接官自身のことも話たいね。
それが人間関係作りとなり、「いい採用」につながっていくと思う。

僕は採用する際にはだいたい1時間半ぐらいの面接している。その時間的パワーも必要だね。

ということで、みなさん、夏休み、取れるといいですねえ。
当社は、どうすんだ?

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