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Column

キーワード

2015.8.25

今週は出張ウイーク。
今日は京都・大阪日帰りで、台風の影響でいま、乗っている新幹線が遅れている。
これまで一度だけ、大阪から台風で新幹線が止まり、深夜バスに切り替えたら14時間缶詰になったという惨劇があったが、
僕はわりと交通系の運はいい。
昨日は高松日帰りだったけど、今日だったら行けなかったかもしれない。
同じく今週末も鳥取・徳島と飛行機で行く予定だけど、おそらく木・金は大丈夫だろう。

運がいいと思っている人は運がいい・・・。のだそうだし。

さて表題。

人事制度に関して(それだけじゃないけど)、キーワードってとても大切だと思っている。

例えば、「達成基準が明確な目標を設定して周知する」という要件が管理職層のそれにあったとする。

このままでは使いにくい。

運用がうまくいっていない状態の制度要件を検証させていただくと、キーワード化されていないケースが多い気がする。
(もちろんそれだけが運用困難を招いているわけではないけれど)

キーワードとして「目標設定」としたい。

「相手がわかってくれたと思うまでその人の思い、考えを十分に聞く」という要件も、
「傾聴力」というキーワードにしたい。

あたりまえのことのようだけど、
評価の場面はもちろんのこと、社内の会話で、
「相手がさあ、わかってくれたと思うまでさあ、話聞いてないんじゃない?」というようなとき、
ずばっと「傾聴力が足りないね」と言えたらコミュニケーションがスムーズじゃないでしょうか。

「なんだか段取りがうまくないよね」というのも
「計画立案」と「進捗管理」が甘いんじゃない?となる。
もちろん「計画立案」というキーワードには「無理なく目標を達成できる考え抜かれた計画を立案し、その際リスクも想定している」という定義があるわけだけど、
そんな長ったらしい要件じゃ、理解もされなきゃ普段会話で使ってもらえない。
ということはその人事制度の要件は社内に浸透しない。

逆もある。
言葉の定義がしっかりなされていないと、誤解や行き違いを生む。

あたりまえのことのようだけど、皆さんの会社の人事制度の要件は、
キーワード化、されていますでしょうか。その定義は明確で、社員の皆さんに理解していただいているでしょうか。
キーワードが社内の公用語になれば、コミュニケーションはスムーズになるはず。
一度検証してみたらいかがでしょう。

はい、僕ですか?傾聴力も目標設定も計画立案も進捗管理も苦手です。

がんばりますけど・・・。

 

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