こんにちは。

コンサルタントの中村です。

昨日もクライアントの目標設定会議に同席してきました。

この会社さんの会議はいつも素敵だなと思います。

目標管理という取り組みに対して、全員が素直なのです。

素直なので、すべての発言において、前向きな「もっと良くしよう、自分も向上しよう」というベクトルを感じます。

「目標なんて関係ない、自分は自分の仕事をするだけだから。評価には興味がないので、難しかろうと簡単だろうと勝手に決めてくれたらいい」

少し極端ですが、他の会社さんでこういう言い方をする社員がいました。

考え方が少し違うように思います。

目標管理とは、組織の成果と個人の成長をどう結びつけるかの戦略であり、約束事です。

「自分の仕事をするだけ」の自分の仕事が、組織のなかで適切なのかどうかを、独りよがりにならない様にする仕組みでもあります。

もちろん他の様々な施策同様に、良い面もあれば悪い面もあります。

けれど、そうした「メリット・デメリット」や「やる意味」ばかりを考えていたり、あるいは「意味がない」と決めつけてしまったり、そうではなくて、昨日の会社さんの様に、まずは「素直に取り組んでみる」ということが、大きな成果を生むのだと、見ていて思います。

素直に「適切な目標は何か」を議論し、その上でそれを達成しようとする姿は、見ていて清々しくさえあります。

素直に良いチームだなと思えるんですよね。

当然、そういうチームは成果もあげています。

ではでは。

シニアコンサルタント

中村真一郎